2006.02.23 Thursday
お金持ち適正の総合評価
あなたの総合点は 70 点で、リスク回避型です。
お金持ち適性が中流です。お金が入ると気持が大きくなって、つい欲しい物を買ってしまったりしませんか? 本来、リスク回避(勤倹貯蓄)型のあなたは日本人の典型、いわゆる「中流意識」の持ち主と言えます。でも、お金が入ってくるようなら、まだお金持ちになるチャンスはあります。無駄遣いをやめて、貯蓄に励んでみてはどうでしょうか。それとも、金銭欲を捨てて、ひたすら我が道を歩きますか……。
富豪適性 得点 10 点
お金持ちになるのは無理かもしれません。何か他の価値を追求して、意義ある人生を送りましょう。
権力適性 得点 25 点
お金持ちになる素質が十分にあります。価値は相対的なものですから、他の軸の評価点にもよりますが、もし「富豪適性」の評価も高得点なら、前途は洋々たるものがあります。
品格適性 得点 25 点
お金持ちに相応しいタテマエとホンネをうまく使い分ける適性をもっています。この素質は得がたいものです。適性を生かすことができれば、立派なお金持ちになるでしょう。
理知適性 得点 10 点
科学知識を買い被ったり、逆に卑下したりするのは禁物です。お金持ちになるためには社会性が必要ですから、しかるべき教養が要ります。だからと言って、思い入れ過剰だとペテンにひっかかることもあります。こわいですねえ。
解説「リスク回避型」とは
リスク回避(勤倹貯蓄)型のあなたがお金持ちになるためには、権力からは一定の距離をおいて、政治的なしがらみに足を踏み入れないことが肝要です。ただし、権力の方で放っておかないでしょうから、適当なお付き合いが必要になります。そこで「富豪適性」が谷型評価、「権力適性」が山型評価になっているのです。このタイプは日本標準のお金持ちであると言えます。「品格適性」は谷型で評価します。つまり、お金と品性とはもともと相容れないものですが、お金持ちになってしまえば、誰でも品格が出てきます。上品と下品の両極がお金持ちには相応しい居場所で、品格がほどほどの善良な庶民は「お金持ち適性があまりない」とも言えます。逆に、「理知適性」は山型で評価します。お金持ちになるために知性は絶対に必要ですが、知識や叡智は人類の共有財産と考えて、適当に利用するムシの良さが必要です。
このように、山型評価はほどほどの素点であることが良く、谷型評価は両極端が良いという非線形の判断を表しています。もともと価値としての「富」「権力」「品格」「理知」は、それ自体が追求されるべき窮極の目標ですが、お金持ちとなるに相応しい属性として、それぞれの価値観を並べてみると、あれもこれもと追求するのは得策ではなく、しかるべき心の据え所があると言えるでしょう。価値観の問題もこのような実証的なタームに置き直してみると、いろいろなことが見えてくるものです。
蛇足ですが、価値の問題をこのような操作的な方法で定義し、お金持ちになりたいといった人間的な希望とその達成のために、役に立つ知識を提供する学問が「政策科学」です。だから、現実の公共政策の決定にはなくてはならない知識源泉となるのです。
お金持ち適性が中流です。お金が入ると気持が大きくなって、つい欲しい物を買ってしまったりしませんか? 本来、リスク回避(勤倹貯蓄)型のあなたは日本人の典型、いわゆる「中流意識」の持ち主と言えます。でも、お金が入ってくるようなら、まだお金持ちになるチャンスはあります。無駄遣いをやめて、貯蓄に励んでみてはどうでしょうか。それとも、金銭欲を捨てて、ひたすら我が道を歩きますか……。
富豪適性 得点 10 点
お金持ちになるのは無理かもしれません。何か他の価値を追求して、意義ある人生を送りましょう。
権力適性 得点 25 点
お金持ちになる素質が十分にあります。価値は相対的なものですから、他の軸の評価点にもよりますが、もし「富豪適性」の評価も高得点なら、前途は洋々たるものがあります。
品格適性 得点 25 点
お金持ちに相応しいタテマエとホンネをうまく使い分ける適性をもっています。この素質は得がたいものです。適性を生かすことができれば、立派なお金持ちになるでしょう。
理知適性 得点 10 点
科学知識を買い被ったり、逆に卑下したりするのは禁物です。お金持ちになるためには社会性が必要ですから、しかるべき教養が要ります。だからと言って、思い入れ過剰だとペテンにひっかかることもあります。こわいですねえ。
解説「リスク回避型」とは
リスク回避(勤倹貯蓄)型のあなたがお金持ちになるためには、権力からは一定の距離をおいて、政治的なしがらみに足を踏み入れないことが肝要です。ただし、権力の方で放っておかないでしょうから、適当なお付き合いが必要になります。そこで「富豪適性」が谷型評価、「権力適性」が山型評価になっているのです。このタイプは日本標準のお金持ちであると言えます。「品格適性」は谷型で評価します。つまり、お金と品性とはもともと相容れないものですが、お金持ちになってしまえば、誰でも品格が出てきます。上品と下品の両極がお金持ちには相応しい居場所で、品格がほどほどの善良な庶民は「お金持ち適性があまりない」とも言えます。逆に、「理知適性」は山型で評価します。お金持ちになるために知性は絶対に必要ですが、知識や叡智は人類の共有財産と考えて、適当に利用するムシの良さが必要です。
このように、山型評価はほどほどの素点であることが良く、谷型評価は両極端が良いという非線形の判断を表しています。もともと価値としての「富」「権力」「品格」「理知」は、それ自体が追求されるべき窮極の目標ですが、お金持ちとなるに相応しい属性として、それぞれの価値観を並べてみると、あれもこれもと追求するのは得策ではなく、しかるべき心の据え所があると言えるでしょう。価値観の問題もこのような実証的なタームに置き直してみると、いろいろなことが見えてくるものです。
蛇足ですが、価値の問題をこのような操作的な方法で定義し、お金持ちになりたいといった人間的な希望とその達成のために、役に立つ知識を提供する学問が「政策科学」です。だから、現実の公共政策の決定にはなくてはならない知識源泉となるのです。